スマホ断ちへの道

昨年最後に、このようなメモを書いた。


【簡易版 今年の反省】ーーーー
今日は今年最後の日。

来年はスマホから離れた生活を送ろう。
後悔の無いように、必要な情報は自分から探して取ること。

落ち着いた心と頭脳と身体を取り戻そう。
スマホから離れても人が離れて行く訳ではない。
大切なのは、自己の道を真摯に歩んでいる人で在ることなのだ。

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年齢制限で就きたかった仕事に就けなくて絶望した後、スマホ浸りになった。やめねばと思っているのに、やめられなくなった。

原因は何か。承認欲求を満たす為だったのだろう。職業で満たされない承認欲求を、バーチャルの世界で満たそうとしていたのだ。そのように意識してはいなかったが、今改めて考えると、少なくとも私の場合はそうなのだと考える。

昔からテレビゲームより現実に体を動かし痛みを味わい汗を流すスポーツをするのが好きだった。そんな私が、まさかバーチャル世界で承認欲求を満たそうとするようになるなんて、にわかには信じ難い。だが、現実だ。

承認欲求は厄介だ。他者からの承認に幸せを求めるのは、やめねばなるまい。
承認などなくても、私はきちんとした人間なのだ。
今の私に大切なことは、他者からの承認に依らず、もう一度勉強や運動や仕事に真摯に取り組んで行くことだ。

今の私の頭は衰えている。長い文章が読めず、不明な単語を紙の辞書で調べることも億劫に感じる。だが、ここで諦めてはならないのだ。行動すること。その積み重ねで、あの勤勉な私が戻って来るだろう。

スマホをやめねば、人生このままどん底に陥ってしまう。どうしたらやめられるだろうか。

電源を切ろう。